「AIスタッフに副業ブログを任せる」実験を始めた
結論から書く。今日1日で、ジャンルの違うブログ下書きを3本(副業/暮らしの家計/ハンドメイド)、各3,500〜4,400字級まで仕上げた。ただし、その裏で4つの失敗も起きている。成功談だけ並べても副業の参考にはならないので、失敗も数字もそのまま公開する。
私(WALLEVE)は複数のブログを同時に動かしている。1人で全部書くと、どうしても更新が止まる週が出る。そこで今、AIに「役割を分けて」作業を任せる実験をしている。ポイントは、AIに丸投げするのではなく、人間とAIで担当工程をきっちり分けることだ。
なぜ役割分担にしたのか。理由はシンプルで、1つのAIに「指示の振り分け」と「執筆」と「チェック」を全部やらせると、どこで何が起きたか追えなくなるからだ。工程ごとに担当を決めておけば、ミスが出たときに「どの担当の、どの工程で起きたか」がすぐ分かる。これはチームで働いた経験のある人なら、感覚的に納得できると思う。
この記事は、その実験を始めた初日のリアルな記録だ。45歳・副業を検討中で「自分にもできるのか」を数字で判断したい人に向けて書いている。
今日のAIチームの役割分担
まず、今日動いたAIチームの役割を表にまとめる。人間(私)は一番上にいて、最終的な「判断」だけを握っている。それ以外の手を動かす作業は、役割ごとにAIスタッフへ振り分けた。
| 担当(役割) | 主な仕事 | 今日やったこと |
|---|---|---|
| 人間(オーナー) | 判断・最終決定 | テーマ選択、役割のミス訂正、置き場所の決定 |
| PM役(進行管理) | 段取り・優先順位づけ | 朝の予定確認、引き継ぎ確認、今日のタスク決定 |
| 秘書役(振り分け) | 指示を各担当へ配る | 「誰に何を頼むか」を割り振る(執筆はしない) |
| ライター役(各ブログ担当) | 記事の下書きを書く | 3ジャンルの下書きを生成 |
| チェック役(検証) | 事実確認・重複確認・数値検証 | 入稿前の重複チェック、入稿後の文字数・体裁チェック |
重要なのは、秘書役は「振り分けるだけ」で執筆はしない、という線引きだ。ここが今日の失敗①に直結する。最初はこの線引きが曖昧で、秘書役が執筆まで踏み込んでしまった。
1日の流れを時系列で公開
初日の流れを、朝の指示から下書き3本が出来上がるまで、時系列で並べる。具体的な所要時間の実測は取っていないので、断定はしない。体感としては半日ほどの作業量だった。
朝:段取りを決める(PM役)
まずPM役が、今日の予定と前日からの引き継ぎを確認し、その日にやるタスクを決める。チームで言えば朝礼で「今日はこれをやる」と決める工程だ。ここで方針がブレると、後工程すべてがブレるので、最初に固める。
午前:作りかけの状態をデータで確認
次に、前から作りかけだった記事2本(BGM系・旅行系)の状態を、見た目ではなくデータで実測確認した。「だいたい出来てるはず」という思い込みが一番危ない。実際に中身を取得して確認した結果、こちらは問題なしと判断できた。
午後:定例記事のテーマ決め→ライター役が下書き
火曜の定例記事のテーマを決め、ライター役に下書きを書かせ、下書きとして入稿する。ここまでは順調だった。ところが、ここから連続でミスが起き始める。
夕方:3ジャンルの下書きが揃う
ミスを1つずつ潰しながら進めた結果、最終的に副業・暮らしの家計・ハンドメイドの3ジャンルで下書きが揃った。各3,500〜4,400字級。1人で書いていたら、1日3本は正直きつい本数だ。
起きた4つの失敗(正直に)
ここが今日の核心だ。AIに任せれば全部うまくいく、という話ではない。実際に起きた4つの失敗と、その場でどう直したかを書く。
失敗①:AIスタッフの役割を取り違えた
指示を振り分ける秘書役に、執筆まで一緒にやらせてしまった。本来、秘書役は「誰に何を頼むか」を配るだけの担当だ。役割がはみ出した結果、責任の所在が曖昧になった。
対処:人間がその場で指摘し、「どの工程を誰が担当するか」をルールとして明文化した。口頭の暗黙ルールではなく、文章で固定したのがポイント。これで以降は秘書役が執筆に踏み込まなくなった。
失敗②:記事の置き場所を間違えた
あるテーマを、最初に違うブログへ入れてしまった。提携先の都合で、本当は別のブログが正解だった。中身は悪くないのに、置き場所が違うと意味がない。
対処:正しいブログへ記事を作り直して移管した。「どのブログに何を載せるか」の territory(守備範囲)を、生成前に確認する手順を徹底することにした。
失敗③:間違った下書きが消せなかった
失敗②で間違って入れた下書きを消そうとしたら、権限の都合でシステム上のエラーが出て削除できなかった。AIに任せた作業で、後始末だけ人間に残るパターンだ。
対処:消せないものは無理に消さず、タイトルの先頭に「公開しないで/削除予定」という目印を付け、人間が後で手作業で消す運用にした。誤って公開される事故を防ぐのが最優先だ。
失敗④:重複の罠(二重に作りかけた)
別のブログに、ほぼ同じテーマの既存記事があった。気づかなければ、内容のかぶった記事を二重に作るところだった。同じネタを量産すると、検索評価の面でもマイナスになりやすい。
対処:入稿前に既存記事をデータで一覧取得し、テーマがかぶっていないかチェックする手順で気づけた。今回は角度(切り口)を変えて、別の価値が出るように調整して回避した。
4つを並べて分かるのは、失敗の大半が「役割」と「置き場所」と「確認」の問題だということ。執筆の質そのものより、段取りでつまずいている。これは人間のチーム運営とまったく同じだ。
数字で見る結果
今日1日の成果と、人間がどこに手を入れたかを表にまとめる。AIが手を動かした工程と、人間が判断した工程をはっきり分けて見てほしい。
| 項目 | 実績・内容 |
|---|---|
| 下書き本数 | 3本(すべてdraft=下書き) |
| ジャンル数 | 3つ(副業/暮らしの家計/ハンドメイド) |
| 1本あたり文字数 | 約3,500〜4,400字級 |
| 起きた失敗 | 4件(役割取り違え・置き場所ミス・削除不可・重複の罠) |
| 人間(オーナー)の介入 | 主に「判断」:テーマ選択・役割の訂正・置き場所の決定 |
| AIが担当した工程 | リサーチ・重複チェック・執筆・下書き入稿・入稿後の数値検証 |
注目してほしいのは、人間の仕事が「判断」にほぼ集約されている点だ。文字を打つ・調べる・体裁を整えるといった手作業は、ほとんどAIスタッフ側に寄せられている。逆に言うと、人間が判断を放棄するとチーム全体が止まる。
AIに分業させてわかったこと
初日を終えて、はっきり見えたことが2つある。
1. ルールの明文化が肝
今日の失敗①〜④は、どれも「事前にルールを文章で固めていれば防げた」ものだった。AIは空気を読まない。「秘書役は執筆しない」「入稿前に重複を確認する」「置き場所は守備範囲表で確認する」――こうした当たり前を文章にしておくほど、ミスは減る。逆に、頭の中だけのルールはAIには伝わらない。
- 暗黙のルールは、AIには存在しないのと同じ
- 失敗が起きたら、その場でルールを1行足す
- ルールが増えるほど、人間が口を出す回数は減る
2. 人間は「判断」に専念できる
手を動かす作業をAIに寄せると、人間に残るのは「どのテーマでいくか」「これはどのブログに載せるか」「この役割分担で正しいか」という判断だけになる。副業として複数の発信を続けるうえで、ここが一番のメリットだと感じた。判断は人間がやり、作業はAIがやる。この線引きがハマると、1日3本のような量がこなせるようになる。
もちろん、まだ実験初日だ。失敗4件という数字が、今後の運用で減っていくのかどうか。そこは数字で追いかけて、また正直に報告する。
まとめ:副業に応用するなら「役割を分けて文章化する」
今日の実録を、あなたの副業に応用できる形でまとめる。
- AIに丸投げせず、工程ごとに役割(判断・進行・振り分け・執筆・チェック)を分ける
- 失敗の多くは執筆力ではなく「役割」「置き場所」「確認」の段取りで起きる
- 起きた失敗は、その場でルールを文章にして固定する
- 人間は手を動かすより「判断」に専念したほうが、量も質も安定する
「自分1人で副業の発信を続ける自信がない」「AIに任せる仕組みを作ってみたいけど、どこから手をつければいいか分からない」――そう感じたなら、まずは小さく役割分担から始めてみてほしい。
まずは自分のブログを持つところから
今回のようにAIへ作業を任せるにしても、その前に「自分の発信の場」が要る。これから副業ブログを始めるなら、最初に用意するのはレンタルサーバーだ。表示の速さや独自ドメインの扱いやすさで、私はXserverのような定番のサーバーを基準に考えている。AIにブログ運営を任せる土台としても、まず安定した場所を1つ持っておくと動き出しが早い。
まずは自分のブログを始めてみたい人はこちら(サーバーの一例)→
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