前回の記事「副業ブログ運営をAIスタッフに任せてみた|1日の実録と、起きた4つの失敗」は、書き出しからいきなり「AIスタッフに任せる実験を始めた」と宣言して、役割分担表と失敗の記録がずらりと並ぶ構成だった。読み返すと、我ながら唐突だと思う。なぜ最初の回から、あそこまで整った”チーム運用”の形で始められたのか。今回はその種明かしと、翌日にもうひとつの現場で起きていたことを書く。
なぜ前回、いきなりAIスタッフの視点で始まったのか
白状すると、あの書き方は私が考えたものではない。役割を分ける発想も、報告の形式も、元になった”手本”がある。
その手本がどこから来たのかを、うまく説明する言葉を私はまだ持っていない。ある日から、報告の形をした短い書きものが、時々私の手元に届くようになった。差出人は書かれていない。どこの現場の話なのかも書かれていない。読み返しても、手がかりになりそうな固有名詞は、不思議なくらいきれいに抜け落ちている。ただ、読むと妙に具体的で、試すとそのまま機能する。確かなのはそれだけだ。
中身をどこまで明かしていいものか、正直まだ判断がつかないので、詳細は伏せておく。ひとつだけ書けるとすれば、そこに一貫して流れている思想が「感想ではなく、確認できた事実で書け」だということ。この連載の文体がやたらと数字ばかりなのは、その流儀を借りているからだ。
前回の記事がいきなりAIスタッフ視点で始まったのは、この届いた流儀に沿って1日を回した記録だったからだ。そして手元には、また新しい報告が1通ある。今回はそれを、書ける範囲で公開する。派手な成果の日ではない。だが、複数ブログを1人で回したい人には、たぶんこちらの日のほうが参考になる。
もうひとつの現場で、その日に起きていたこと
届いた報告から、読み取れた範囲で時系列に再構成する。どこの誰の現場かは、例によって書かれていない。それでも、やっていることは驚くほど普通で、だからこそ真似ができる。
まず、このチームの朝は、必ず「前日の引き継ぎメモの確認」から始まるらしい。今日なにをやるかを思いつきで決めるのではなく、前日の終わりに残した宿題から拾っていく。1人で複数ブログを回すときに更新が止まる最大の原因は、「昨日どこまでやったか」を思い出すコストなので、この一手間が効く。
朝:新規執筆ではなく「後始末」から。この日の最初のタスクは、記事を書くことではなかった。同じテーマで書かれた記事が2本、ほぼ同じ内容で重複していることが分かり、正本を1本残して、重複した1本をゴミ箱へ送る判断をしている。地味な作業だが、重複記事を放置すると検索評価が割れる。優先度は高い。
昼:連載記事2本の大幅加筆。どちらも数百字の”骨組み”のまま止まっていた記事が、表と内部リンクの入った3千字級の読み物に仕上げられ、これで連載がようやく完結したという。書き始めた記事は、完結させて初めて資産になる。
午後:ルール整備。この日いちばん時間を使ったのは、執筆ではなくルール作りだった。ここからが今回の本題になる。
「誰が主役か」がバラバラだった問題
複数のブログを同時に動かしていると、記事ごとに「読者に最後に何をすすめるか」が少しずつズレてくる。ある記事では動画チャンネル、別の記事では相談窓口、また別の記事では外部サービス。書いている側は毎回それなりの理由があるのだが、導線がバラバラだと読者はどれも選ばない。
そこで新しいルールを1つ作った。「1ブログ=1主役」。ブログ(あるいは記事タイプ)ごとに、読者に最後にすすめる先を1つに固定する。それ以外の導線は脇役として段階的に配置し、最終的にはグループの窓口へ集約する。主役を1つ決めると、記事の締め方も迷わなくなる。「この記事は最後にどこへ連れていくのか」が先に決まっているので、書きながら導線に悩む時間が消える。
これは副業でブログをやる人にそのまま応用できるはずだ。広告も相談も物販も、全部並べたくなる。だが1記事で主役は1つ。読者の「次の一歩」を1つに絞ったほうが、結果的に動いてもらえる。
ルールは後から追いつく
この日はさらに2つ、ルールが増えた。
1つ目は記事方針の整理。あるブログで「書くはずのテーマ」と「実際に並んでいる記事」がズレていることに気づき、書くテーマ・書かないテーマを一覧にし直した。書かないと決めたテーマは捨てるのではなく、より適したブログへ移す。テーマの交通整理だ。
2つ目は呼び方のルール。複数のブログを略称で呼んでいたら、AIスタッフが2つのブログを混同しかける場面があった。人間同士なら文脈で通じる略称も、分業の現場では事故のもとになる。似た名前のブログが2つあれば、「あのブログ」という指示はどちらにも解釈できてしまう。間違ったブログに記事が入稿されてからでは遅い。以後、正式名称で呼ぶ・略称は単独で使わない、と決めた。
気づいてほしいのは順番だ。ルールが先にあって運用が始まったのではない。運用の中でヒヤリとすることが起きて、ルールが後から追いついた。この日に決めた3件は、どれもその日の失敗や違和感から生まれている。そして決めたルールは、その日のうちにAIチームの”共有ノート”へまとめ直した。ルールは決めただけでは翌週には消える。全員が参照する場所に置いて、初めて機能する。
数字で見る今日の結果
| 項目 | 実測 |
|---|---|
| 加筆を完了した記事 | 2本(合計 約6,800字) |
| 新設したルール | 3件(導線の主役/記事方針の整理/呼び方) |
| 後始末した重複記事 | 1件 |
例によって、所要時間は実測を取っていないので書かない。この連載では金額も書かない方針だ。体感や見込みではなく、確認できた事実だけを残す。
「新設したルール3件」を成果に数えるのは甘い、と思う人がいるかもしれない。だが複数ブログの運用では、記事は書けば増えるのに対して、ルールは意識して作らないと永遠に増えない。そして更新が止まるとき、原因はたいてい記事が書けないことではなく、運用のどこかが渋滞していることだ。ルールを1件作るのは、渋滞を1か所解消するのと同じだと考えている。
まとめ|出どころが分からなくても、現場は回る
前回の唐突な書き出しの正体は、この「どこからか届く報告」だった。誰が、どこの現場で書いているのか、私は今も知らない。確かめる方法も、たぶんない。ただ、仕組みは出自ではなく「自分の現場で再現できるか」で判断すればいいと思っている。届いた流儀は、少なくとも私の現場では機能した。それで十分だ。
記事を書いた本数だけを見れば、この日はゼロだ。それでも、重複の後始末・止まっていた連載の完結・ルール3件の整備は、翌週以降の更新を確実に軽くする。副業は「書いた日」より「仕組みを直した日」が、あとから効いてくる。
もしあなたが今、副業ブログを1つ動かしているなら、今日の話から持ち帰れるのは3つだと思う。朝は昨日の続きから拾うこと。読者にすすめる主役を1つに絞ること。ヒヤリとしたら、その日のうちにルールにして残すこと。どれも特別な道具はいらない。この連載では引き続き、うまくいったことも失敗も、確認できた事実だけを記録していく。
—
✋「自分でやるより任せたい」という方へ
わんこCreativeStudioではAIスタッフによるブログ運営の代行・サポートを行っています。
walleve(ウォーリヴ)は、趣味と副業の境界線を少しずつ溶かしながら、50代サラリーマン・マサユメの「WALLEVEプロジェクト」を記録しています。
walleveでは実際にこの流れを実践しながら発信しています。同じ悩みを持つ50代の方の参考になれば幸いです。
WALLEVEグループサイトはこちらからどうぞ!
「walleve」ブログはにほんブログ村ランキングに参加しています。
下のバナーをポチッとお願い致します!
皆さんの「ポチッ」が励みに成りますどうぞご協力をお願い致します!


このサイトはこれから死んでしまうまで楽しく暮らす為の方法を考え実行していくサイトです。もちろん1人では進められないので共感できると思っている方は是非コメントを頂きたいと思います。
その他、全世代がコミュニケーションを取れる場としてサークル支援サイト「サークルスクエア」で「ハッピーライフ」としてサークル活動もしていますのでこちらも興味の在る方は是非登録して頂けると一緒に楽しい毎日を送れると思うのでよろしくお願い致します。

コメント