検索の1ページ目に出ているのに押されない記事は、中身より先に「検索結果に出る2〜3行」が壊れていました。説明文が空、タイトルは長すぎて途中で切れる。16本を直して分かったのは、直す作業そのものより「どこに出しているか(URL)を壊さない」ことのほうが大事だ、ということでした。
※本記事は広告を含みます。
💡 この出来事を“気持ち”のレンズで書いた記事はこちら → 趣味を副業に変える方法 #16|BASEの店を開き直す前に、看板を書き直して店の中を見た(ハッピー主夫ライフ)
#15では、200本以上の記事がほとんど読まれていないことを検索で実測しました。今回#16は、その続きとして、検索結果での“見え方”を16本ぶん直した作業を記録します。やったことは(1)壊れ方の把握、(2)書き直しのルール決め、(3)事故と復旧、(4)自分の店の点検、の4つです。
壊れ方を把握する:説明文が空、タイトルが切れる
Search Consoleで記事を1本ずつ見ていくと、検索結果に出る2つの要素がそろって壊れていました。
- 説明文(メタディスクリプション)が空:検索エンジンが本文から勝手に抜き出すため、記事の要点が伝わらない
- タイトルが長すぎる:「記事名+サイト名」の自動の形で、検索結果では途中で切れていた
象徴的だったのが、ビオトープのブログのヨコエビの記事です。記事そのものはクリックがありましたが、検索語「ヨコエビ」だけで見ると、3か月で表示80回・クリック0・平均2.2位。上から2番目あたりに出ているのに、その言葉で探した人には一度も押されていませんでした。タイトルは「完全ガイド」という大きな言葉で、「ヨコエビとは?」を知りたい人に答えていなかったのです。
書き直しのルール:本文にあることだけ、短く
ルールは「検索される言葉を前に」「本文にあることだけを要約」「大きな言葉を使わない」「本文は触らない」の4つ。書き方の詳細はYoast SEOでSEOタイトルとメタディスクリプションを設定する方法にまとめたので、ここでは仕組みの側を記録します。
| サイト | 本数 | 直したもの |
|---|---|---|
| ビオトープのブログ | 7本 | SEOタイトル+説明文 |
| 制作のブログ | 8本 | タイトル+説明文(うち3本は長すぎたタイトルの短縮) |
| 主夫のブログ | 1本 | BASE開設の記事を本文から書き直し+SEO欄 |
入力の壁:AIが操作するブラウザでは管理画面が開けなかった
案はAIの相棒が本文を読んで作りました。ところが、入力の段階で3つの壁に当たりました。
- AI用のブラウザで管理画面が崩れた:管理画面の表示に必要なファイルが読み込めず、編集画面もSEO欄も使えなかった
- APIからはSEO欄を書き換えられなかった:認証は通るのに、SEOプラグインの欄はAPIに公開されていなかった
- 広告のスクリプトが入った記事はAPI更新が止まった:サイトの防御機能(WAF)に攻撃と判定された
そこで分担を切り替えました。ビオトープのブログは、オーナーがふだん使いのブラウザでログインし、その画面でAIがSEO欄に入力。制作のブログの8本は、AIが作った案をオーナーが貼り付け。広告入りの記事は、APIではなく管理画面のエディタから保存しています。
反映されたかどうかは、あとからAPIで「検索結果用の情報」を読み出して1本ずつ確かめました。あわせて、直す前の表示回数・クリック・CTR・順位を、15本ぶん管理表に記録しています。これがないと、あとで効果を比べられません。
事故:URLが変わっていた
途中で一度、事故が起きました。ヨコエビの記事で、タイトルを貼り付けたときにURLの末尾(スラッグ)までタイトル文に書き換わっていたのです。そのままだと、検索や他の記事から旧URLで来た人がたどり着けません。スラッグだけをAPIで元に戻し、元のURLが正常に開くことを確認して、その日のうちに復旧しました(経緯の詳細はこちらの記事に書きました)。
学び:検索結果の見え方を直す作業は、URLを壊すリスクと隣り合わせ。直したあとは必ず公開ページを開いて、URLが変わっていないかを見る。これを次から必ずやる確認にします。
人を呼ぶ前に、自分の店を点検した
看板を直す流れで、ネットショップ(BASE)の自分の店も点検し、5つの指摘が出ました。検索から人を呼んでも、着いた先が整っていなければ意味がありません。指摘の中身と、直す順番の決め方は#18にまとめています。
結果は、まだ判定していない
直した15本(BASEの記事を除く)は、直した日と直す前の数字を表に記録しました。Search Consoleのデータは数日遅れで反映され、検索結果への反映にも時間がかかるため、判定は直してから2週間後に行います。
まとめ:見え方を直すときの3つの手順
- Search Consoleで「表示はあるのに押されない」記事を見つける
- 本文にあることだけで、タイトルと説明文を短く書き直す
- 保存後は公開ページを開き、URLが変わっていないかを確かめる
検索の見え方を直すのは、記事を1本書くより短い時間でできます。そのかわり、URLを壊すと積み上げた評価を失いかねません。手順の最後に「公開ページで確かめる」を入れておく。それが今回いちばんの収穫でした。
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